特別支配株主の
株式等売渡請求

スーパー大株主に与えられた特権を活用する。

この制度はスクイーズアウトのために平成27年の会社法改正時に新設されたものです。特別支配株主とは、対象会社の議決権の90%以上の株式を保有する大株主のこと。
特別支配株主は株主総会の決議を経ずに、対象会社の承認のみで他の株主の株式(議決権の10%未満)を強制的に取得でき、スピーディなスクイーズアウトを可能にします。通常の株式の売買は株主と交渉しますが、この制度は対象会社に買い取りを請求するのが特徴です。